ISRSism

今日もまた熱帯びて放射する 溢れ出すこの想い

【SV S6 最終293位 レート2002】 災厄ミミツツミ対面スタン 【ポケモンSV構築記事】

 

皆さん、こんにちは。

イスラスと申します。

 

S6の構築記事です。

 

 

 

 

 

【結果】

TN:星北 ヒナノ

最終293位 レート2002

 

 

 

【構築】

 

ほぼ完全な対面構築

 

前期の構築記事を見たり使ったりしながら、

初手ディンルーにテラスを切り、ディンルー+裏のミミカミで詰めるという構築が非常に使いやすく自分好みだったのでそれを使用していた。

 

しかし、初手にテラスを切る展開が多い都合上、相手のハッサムが重かったり、また相手のカバやラッシャで止まる展開が多かったのでテラスを切らなくてもそれらに戦え、かつ欠伸の一貫を切れるエレキフィールドツツミとカミを入れ替えた。

 

残りは何戦か回しつつ、強そうなポケモンを入れたり補完を考えて構築が決まっていった。

 

 

【個体紹介】

 

ディンルー@オボン

性格:わんぱく

テラスタイプ:水

技:じしん / カタストロフィ / ステルスロック / ふきとばし

特性:わざわいのうつわ

調整:257(212)-130-172(92)-×-121(164)-69(28)

 

H-オボンの回復量意識で4n+1

BD-両方見て欲しいので振り分け

 

ご存知耐久お化け。

必要に応じて初手から惜しみなくテラスを切っていく。

もともと妖テラスだったが相手の初手パオジアンの氷柱連打がきつすぎるので水に変更。仮に初手氷柱で怯んでもその後の氷柱連打は阻止できる。

(氷柱で怯ませてテラス見られた後に引いたり電気テラステラバとかいう犯罪行為を何度もされたが)

他に引き先がいないのでカイリューが来たらアンコールかどうかを読まないといけないのが難しい。

また、耐性が悪いのため、テラスを切らないとクッションにできる対象も限られてくるので基本初手投げしかしなかった。

 

 

 

カイリュー@鉢巻

性格:いじっぱり

テラスタイプ:飛行

技:テラバースト / 地震 / しんそく / けたぐり

特性:マルチスケイル

調整:167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)

ASぶっぱ

 

匿名性の高さにして最強火力のポケモン

 

テラス前提のポケモンなのと、相手のパオジアンやステロがきつすぎるので、対受け以外は初手出ししかしなかった。そのため選出率はそこまで高くない。

逆に相手にパオジアンやミトム、アマガがいなければ出し得すぎるので、そういう相手には初手テラバをガンガン押していった。

この構築にはディンルーやキラフロルなど初手に出やすいポケモンが多く、それに対しアンコカイリューや特殊アタッカーを初手に合わせに来た相手が、こちらの飛行テラバが受からず崩壊しイージーウィンを取れる試合も少なくなかった。

 

 

 

 

ミミッキュ@命の珠

性格:いじっぱり

テラスタイプ:草

技:じゃれつく / シャドークロー / かげうち / 剣の舞

特性:ばけのかわ

調整:131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

 

いつもの。

ほとんどの試合で選出し、裏において詰めに使うのはもちろん、初手出ししても強かった。

テラスタイプは草にしているが、これは相手のガッサが重すぎるので見えないメタとして採用。普通に霊テラや妖テラにして火力が欲しい時もあったが、草にしたことで相手のガッサに怯えなくなったので正解だったと思う。

ちなみにシャドクロ+かげで無振りガッサが高乱数で飛ばせるので、テラスを切る時は外しや相手の炎テラスをケアもできるそのルートを取る時が多かった。

 

ガッサ使ってて一番嫌なのが訳分からん胞子の透かされかたした時

こんな透かされかたしたらキレる。自分がされても絶対キレる。

 

 

 

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

性格:臆病

テラスタイプ:鋼

技:ハイドロポンプ / フリーズドライ / テラバースト / エレキフィールド

特性:クォークチャージ

調整:131-×-134-176(252)-81(4)-206(252)

 

S4で使ってたのと同じツツミ

ブーストカミに代わって採用。ミミと並んで最も選出した。

テラスもS4と同じく鋼。パオジアンやカミに対してなるべくドロポンではなく鋼テラバで処理するようにした。

水テラスの型は汎用的な火力の高さがあるが、やはりドロポンをバンバン振り回すのは2割外しの負け筋に直結するのでなるべくツツミにテラスを残しつつフリドラと鋼テラバで倒していくようにした。

ドロポンを当てないと負けな状況は、その状況を自分で作ってしまっている時点で弱いので割り切った方が精神衛生的にも良い。

そしてパーティにいれたかった理由として大きかったのが前回も大活躍したエレキフィールド、構築が物理偏重でラッシャやカバがかなり重く、欠伸の一貫切りもできないので相手視点の見えないメタとして非常に強力で、ツツミとラッシャ、カバの対面ができた後はそのまま簡単に勝てる試合も多かった。

 

 

 

パオジアンきあいのタスキ

性格:ようき

テラスタイプ:炎

技:つららおとし / かみくだく / せいなるつるぎ / ふいうち

特性:わざわいのつるぎ

調整:155-172(252)-101(4)-×-85-205(252)

ミラーは高確率でとりたかったので最速で採用。

 

対面で使うなら入れ得すぎる枠。

相手のパオジアンが怯み量産マシーンで最強だったので自分でも使うことにした。

ところが自分で使うと、氷柱で全く怯ませない、氷柱外しまくる、今まで見てきたのとは違うポケモンになった。

とはいえ早くて氷・悪・格闘+一致不意打ちを使えるのが真価だと思うので、襷枠としてはこのうえなく強いポケモンだった。

テラスタイプは炎だが、相手のロトム・ガモスの鬼火やウィンディ用。

だが一回もテラスを切る事はなかった。後述するがミトムが重すぎるので、鬼火に合わせて炎テラスを切りたいところだが、そこでテラスを押せるならこのゲームはこんなに難しくない。

この枠はもう少し特定の相手の崩しに特化したりカスタマイズした方がよいかもしれない。

 

 

キラフロル@残飯

 

性格:穏やか

テラスタイプ:草

技:パワージェム / キラースピン / だいちのちから / アシッドボム

特性:どくげしょう

調整:190(252)-×-110-150-133(156)-119(100)

 

おもちゃ枠っぽいけど、割と強かったやつ。

役割対象は主にチオンジェン。対受けにも出せなくはない。他にはドクガ、マスカーニャ+ゴーリみたいな明らかに毒びし撒いてくる相手には回収用に出した。

もともと叩きチオンで相手のチオンを見ていたが、その後相手のドクガやカミ、パオジアンに引かれた場合、チオンジェンではあまり負荷をかけられず、対してこちらは引き先がディンルーしかいないので、拘り高火力や毒びしでサイクル負けする試合も多く、チオンでチオンを見るのは構築的にあってなさそうに感じた。

そこで

 

・チオンに強く、チオンが引いてきた後の引き先に強いor交代際にそれなりの負荷をかけられる

・初手ディンルーにテラスを切ることが多い関係上、テラスを切らずにチオンに強く出たい

・相手の毒びしに強い

・汎用的な強さがあり、他のポケモンとの相性補完がとれる

 

という条件で考えた結果、キラースピンで宿り木を抜けつつ、引き先のドクガなどにも強く、毒タイプでフェアリーの一貫を切れるキラフロルになった。

正直チオン相手にも絶対勝てるわけでは無いが、最低限チオンを裏の圏内に入れてくれれば問題ない。

ちなみにチオン+鋼みたいな並びでキラースピン通らない相手は滅茶苦茶きつい。

そういう相手は交代読んで大地を当てるか、先にディンルーでステロを撒いて起き、相手の鋼にディンルーを投げて、次に相手がチオンに引いてくる時に合わせて吹き飛ばしを入れ、ステロダメを何回か入れ裏の圏内に入れて無理矢理倒す。

 

このポケモンの強いところは、選出しなくても相手がキラフロル展開を警戒するため強力な選出圧があるところだと感じた。

このフロルはスタンパ相手に出すポケモンではないので基本出すことは無いが、相手視点だとどうしても選出はケアしないといけないので、やたら初手に特殊ポケモンが来たり、裏に通ってもいない型のドクガなどの毒タイプがいたり、相手にそういった選出を強要させてこちらは普通の対面展開を通す試合もあったので、今回沢山勝てた要因の裏のMVPかもしれない。

 

 

【重い相手】

 

・水ロトム

 

構築の全員に対して、鬼火・トリックが一貫しているので本気でキツかった。ミミ、パオ、ディンルーで何とか役割集中して処理していた。

 

・アーマーガア

 

対策忘れてたので誰も勝てません。特にチョッキカイナと組んでるアマガカイナの並びは無理なレベルできつかった。

ディンルーのステロとカタストロフィで無理矢理カイナかガアを削り、裏のミミとツツミで倒していくしかない。

 

・天才パオジアン

 

氷柱の怯み怯み怯み

勝てるかこんなもん

 

 

【所感】

 

S6お疲れ様でした。S4ぶりの更新です。

今期はやっと前期のリベンジで2000載せれました

S5は本気で勝てませんでした。敗因だけ書くと、初手襷コノヨ、ドヒド、飛行テラバの龍舞カイリュー、甘える痛みカミみたいなその時下火になりかけてたポケモンをこれでもかと詰め込んでたからですね。

こういうポケモンたちってハマる試合は本当にハマって、負ける試合が多くても強くて活躍してるってずっと勘違いしちゃうんですよね。

一度自分の構築を立ち返ることができない自分が弱かったです;;

今期は前期の構築記事のうち、使いやすいのを選び調整。少し相手にメタを入れつつ対面的に戦うのが一番勝てて自分に合ってると感じました。

この環境は今月まで続くので、このシーズンで見つけた強い動き・課題を少しでもよくしつつ順位・レートをあげていきたいですね。

 

 

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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