(サムネ用)
皆さん、こんにちは。イスラスと申します。
禁伝2体環境の最後となるS33で、それなりの結果を残せたので記事を書かせていただきました。
【構築】
ネクロ+オーガ軸の構築
もともとオーガの部分はダイナを使っていたが、ザシバド、オーガ、ランドなど自分の腕ではあまりに辛かったのでオーガにして周りを調整した。
ほぼ対面寄り、時々壁展開の構築
柔軟に選出はするが、最終日はほぼザシオーガかザシバドだったので、オーガ+ゲロゲ+@1の選出が多かった。
【個体解説】
・日食ネクロズマ
ASぶっぱの日ネク。
本当はSを削って耐久に回したいが、少しでも抜ける範囲を広げるのが強いと思っているのでSぶっぱにした。
かわらわりは主にナット用に採用。
余り採用されない技だがこれが本当に強かった。
+1珠ダイナックルでH252ナットレイをほぼ確1で落とせる。
後は、単純に相手の壁展開を阻止できるのも雑に強い。
また、珠ネクロは+1珠ダイロックで無振ダイマイベをかなり有利な乱数で落とせるのが有名だが、対面的にネクロが竜舞を押せない場面も多く、ダイマを切っても従来なら裏のイベに貫かれて負ける、という状況があったが、そのような時にダイナックルで対面を落とし、その後イベルを落とせるというルートも取れるようになったので強かった。
頼むのでロクブラを外さないでください二発以上あててください
スカーフオーガ。
周りが中低速のポケモンが多かったのでスイーパー役、重いカバやランドの牽制役として採用。
ロンゲと組んでいるので積みオーガに見てくれるかも...?という期待も込めてみた。
最終日たくさんマッチした強者の視点だとどう見えていたのか気になります。
対面するザシアンがHDばかりで何回も潮吹きを耐えられたので控えめにした。
...が、控えめだと最速ザシアンを抜けず、バドにいたってはほぼどの型でも抜けないという事にシーズンが終わってから気づいた。
幸いそれが原因で負ける試合はほぼなかったと思う。
一番最初の禁伝環境で使ったポケモンだったのでまた最後にこうして使うことができて良かった。
・オーロンゲ
壁張り役兼クッション
良くないプレイだが初手で出し負けた際も無理矢理引いて、壁だけ貼ってなんとかする事もしばしば
初手から投げて壁を展開、という動きがこの環境だと余り強くないと思っているので基本は裏に置くことが多かった。
この構築では主に相手のイベ、バドなどの特殊アタッカーへの後投げする用として使っていたのでBを切ってDにかなり厚く振っている。
なので壁貼ってもザシアンにワンパンされます。
ただ、あまりロンゲとザシアンが対面する投げ方をすることが無く、仮に対面しても巨獣せっかで縛られることが多く壁ターンも1ターン無駄になるので、それなら割り切っていいと思いBには余り振ってない。
残り2技について、構築次第ではあるものの基本的には挑発が強いと思っている。
そしたらロンゲ対面で剣舞2積みしてくるランドが現れた。
このゲームはどうなってるんだ
・エースバーン
雑に強い襷枠。
よくわからない相手には初手で投げれば大体何かしら仕事してくれるので強い。
そして個人的に対バドザシ最強兵器...と思っていたが環境が進み、かつ上位勢のバドザシ使いは対エスバにもかなり洗練されていたので普通にいなされてよく負けた。
ダストシュートはエスバ対面でジオコンを押してくるゼルネがちょくちょくいたので採用した。他にも雨が降っていたり、裏ゴーストで膝をすかすorサンダーに接触させる動きをされそうな時の中間択としても打てた。そういう時は大体外す。
ただ、ネクロの珠と型が相手にばれる上にこの構築はその後の引き先がほぼいないので強い動きかどうかは諸説。
命中不安のウエポンが3つなので下振れこそすれど、上振れは少ないという意味ではあまり好きではないが、それを差し引いてもやっぱり強い。
・霊獣ボルトロス
ルギアを筆頭とした麻痺撒き絶対〇すマン。
思ったよりルギア入りに当たらなかったので選出機会は少なかったが出した試合はかなり活躍してくれた。
草結びも欲しいが技スぺと優先度的に泣く泣く見送った。
通っていそうなら他の構築に出すこともあった。
昔作った個体なので何故このような調整なのか分からないが、80族抜き抜きくらいになっていたり、オボン込みでほぼA242ザシアンの巨獣2耐え、サンダーの珠ジェット2耐えなど勝手に丁度良い調整になっていたのでそのまま使用した。
なんとコイツ、起点にしようと後出ししてきたHDジガルデに悪巧みを合わせダイアークを連打することで、HDジガルデに勝てる。
C+2ダイアークがよくある調整のH236D140ジガルデに6-7割入る
↓
相手ジガルデのサウザンアロー
ここでジガルデの体力が変身込みで200前後、D-1
↓
相手ジガルデのダイマ(HP約400)
ボルトのダイアークがD-1ジガルデに210前後入る
ジガルデのダイアース、D-1(HP200-220くらい)
↓
ボルトのダイアークが再び210前後入るのでここで大体落とせる
また、途中ジガルデが引いてきた場合は状況次第では厳しくなるが、一度も引かれることはなかった。
また、"ちゃんと気合玉を当ててくれれば"瞑想ハピナスでも突破できる。
使っている際、気合玉の命中率が5割ないんじゃないかというレベルで外しまくっていたが最終日の深夜以降は要所要所で全部当ててくれ、10万も確率以上にガンガン相手を麻痺させスーパー上振れタイムとなり大活躍してくれた。
7世代をやったことがないので全盛期のレボルトの強さを実感したことがなかったが、動画を見ていて性能や見た目がかなり好きだったので剣盾で活躍させてあげたかったが上手く使えず、そして麻痺撒きが流行った昨今の環境とマッチして遂に活躍させてあげられたので本当に嬉しい。
ラムすいすいゲロゲ
珠はネクロが持っているのと、欠伸に強く出るためにラムを持たせた。
そのせいで引くぐらい火力が無い。
お前それ落とせないのかよ...となる場面が沢山あった、がそれなりの活躍はしてくれた。
すいすいゲロゲで眠る採用は珍しい(?)がこれが結果的に大ハマりした。
(元々どくどくだったが一度も使う機会が無かった)
頻発したケースとして、
こちらのオーガが潮吹き
↓
相手のトドン着地
↓
こちらがゲロゲ投げ、ここで相手のトドンは欠伸打つか殴ってくるかだが、全トドンに熱湯を打たれた。
↓
ここで、ゲロゲに120くらい入る。
相手視点は間違いなくウィップでトドンを処理してくるように見えるので、次のターン相手は引くかダイマを切ってくるかの択になる。
ウィップ持ってる貯水ゲロゲに引かれた場合はどうにもならないので終わりです。
余り語ることはないが無難に75点くらいの活躍はしてくれた。
【所感】
禁伝環境はそのルール性と期間で賛否両論ありましたが、ポケモン対戦を初めて日の浅い自分にとっては、構築の軸(今回だと禁伝)を決めて、周りを固めるという、構築の作り方を自然と学べるシーズンだったのでそういう意味ではよかったと思います。
特に今回の禁伝2体環境は、前回の禁伝1体環境最後のシーズンで2000チャレまでいったものの失敗し、その後最後までレートを溶かしたという経験が余りに悔しかったので
、リベンジを目指し色々勉強したシーズンで、自分の得意な戦い方や構築を探し出し、最後に今一歩届かなかったものの自分の中で一つの完成として構築を作りそこそこ上の順位に行けたので、自分にとってとても有意義だったと感じています。
特に最終日深夜に順位二桁でレート2000前後の超強者の方々と対戦できたのは本当に楽しかったですし、そういった相手に今の自分で通じるものとそうでないものを明確にできたりと最高の時間でした。
そして自分の構築・プレイ・選出など、足りないものもたくさんあると分かったのでこれからの対戦も楽しんでいけたら、と思っています。
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